野の花保育園

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お花あげる~☆

保育園の近くをお散歩していたゆり組さんが
理事長先生を見つけて「お花あげる~サクラ」と
沢山摘んできて「はいどうぞハート」と渡してくれました。
理事長先生も嬉しそうに、お庭にあった黄色のフキの花をゆり組さんに「ありがとうね、はいこれあげようね・・・」と
お互いに贈り物をしていました。
みんなにこにこ嬉しそうでしたよピカピカ
思い起こしてみると、数十年前、学童も無い時代は
近くに住んでいるご近所さんのおばあちゃん(おばー)たちに
色々お世話してもらったな・・・・と思い出しました。
特に、この近くのおばあちゃんたちや、おじいちゃん、
地元で自営業をしているおじさん、おばさんが地域の子どもたちのことを
よく見てくれていたように思います。
今の時代から考えると本当にありがたいことです・・・

私も幼稚園から帰って、近所の畑で仕事をしているおじいちゃん、おばあちゃんたちの
キャベツの青虫を取ってあげたり、芋の葉に付いたカタツムリを缶に沢山集めてあげると、
おじいちゃん、おばあちゃんたちはとても喜んでくれました。
そのお礼に色々な畑の野菜を持たせてくれました。
家に帰ってその野菜をお母さんやおばあちゃんに渡して今日の収穫の話をしたものです。

あの時代は近所の方からバンシルー(グワバ)、バナナ、みかん、桑の実を頂きました。
時には、砂糖をまぶしたパンのみみ、片栗粉と水に砂糖を入れて温めた
あれは・・・おやつを頂くこともありました。
家に家族が帰ってくるまで近所の家でおしゃべりしたり、本当に楽しかったな~と思い出しました。

近所のオバーやおばさんたちにいつものように家での出来事を話すのが日課でした。
特に家で叱られた話をしたら、オバーが笑って「あんたちがかわいいから叱るわけさ~!
上等さいっぱい叱られなさい、そしたらあんたもそー入るさ~!」
(「そー」とは、私が考えるに「心に芯が入る」という感じでしょうか。
しっかり自分自身のことを「律する」心の事だと感じます。
方言で「う~そ~だね~(おっちょこちょい、落ち着きが無くてどこか抜けている感じ)」
おばーたちは笑って何度も諭してくれました。そのたびに反省したり・・・これが良い学びだったように思います。
近所のオバーたちは長い事生きてきたからさすがだな~と子どもながらに感心したのを思い出します。

両親も共働きで毎日忙しくしていましたので
近所の子どもたちを地域の皆さんが私たちを育てて下さったんだな・・・と思います。
「地域の子どもは私たち皆の子ども」という思いがあるから、地域の子どもたちは大事に育てられて
オバーたちのお手伝いも、遊びの中の延長のように皆で進んでやっていたように思います。
振り返ると沢山の学びがあったように思います。

この繋がりは、いつの時代も大事にしていかなければならないと思います。
沢山の学びを私も様々な機会に子どもたちに伝えていきたいと思います。
今日はコメント長くなりましたが、写真を数枚載せますね。








お花あげる~☆お花あげる~☆お花あげる~☆お花あげる~☆お花あげる~☆お花あげる~☆お花あげる~☆お花あげる~☆お花あげる~☆


 

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